2013年 02月 17日
世界に1匹!? |
過去に輸入された例がなく、観賞魚として流通しているのは(今のところ)世界に1匹だけと思われるアフリカ・タンガニイカ湖産のナマズが入荷致しました!!!!!!!
↑大きな口と大きなヒレを持つのが判ると思います。これは紛れもなく大型化するナマズの特徴です。背ビレの棘条は入荷直後に水カビに侵されていたため、感染予防の意味を持って直ぐに切断しました。しばらくすれば元通りに伸びてくると思います。
↑旧ギギ科(現在では分類が細分化されて正確にはクラロテス科とされています。)に属する丸顔のナマズにしては長めのヒゲを持つなと言うのが第一印象。
↑口の部分は細く尖り、背ビレに向かって盛り上がっています。深く二又に切れ込んだ尾ビレが異様に大きいのが目に付きます。尾ビレの形状や大きさはアフリカンビッグマウスキャットを彷彿させます。
↑上から見ても各ヒレが大きめなのが判ります。頭部の形状は東南アジアの巨大ナマズ「パンムー」に似ています。
海外のサイトなどいろいろ調べてみたところ「バティバグルス・グランディス(学名Bathybagrus grandis ・現地名Kukumai)」ではないかと考えられます。
他にも幾つかこのナマズではないかと考えられるものもございましたが、タンガニイカ湖に棲んでいる事やヒゲや頭部の形状からこのバティバグルス・グランティスではないかと判断しました。バティバグルス・グランディスはタンガニイカ湖の水深100~140mの泥底部に生息する大型ナマズで、全長は少なくとも120cm・25kgに成長するようです。食性は魚食性で、お店でストックしている個体も小赤を食べています。
今回は幸運にも他のタンガニイカ湖産ナマズに混じって1匹のみ日本にやって来ました!いわゆる“混じり”なので今後の入荷もあるかどうかはわかりません。かなり深い場所に生息している(幼魚だけは浅瀬に上がってくるのかも…)ので採集する事が難しいと考えられます。幸運にも飼育する事になる方は大切に末長く飼育して欲しいと思います!万が一の事があると日本中のナマズマニアから非難を浴びかねません…(笑)
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↑大きな口と大きなヒレを持つのが判ると思います。これは紛れもなく大型化するナマズの特徴です。背ビレの棘条は入荷直後に水カビに侵されていたため、感染予防の意味を持って直ぐに切断しました。しばらくすれば元通りに伸びてくると思います。
↑旧ギギ科(現在では分類が細分化されて正確にはクラロテス科とされています。)に属する丸顔のナマズにしては長めのヒゲを持つなと言うのが第一印象。
↑口の部分は細く尖り、背ビレに向かって盛り上がっています。深く二又に切れ込んだ尾ビレが異様に大きいのが目に付きます。尾ビレの形状や大きさはアフリカンビッグマウスキャットを彷彿させます。
↑上から見ても各ヒレが大きめなのが判ります。頭部の形状は東南アジアの巨大ナマズ「パンムー」に似ています。
海外のサイトなどいろいろ調べてみたところ「バティバグルス・グランディス(学名Bathybagrus grandis ・現地名Kukumai)」ではないかと考えられます。
他にも幾つかこのナマズではないかと考えられるものもございましたが、タンガニイカ湖に棲んでいる事やヒゲや頭部の形状からこのバティバグルス・グランティスではないかと判断しました。バティバグルス・グランディスはタンガニイカ湖の水深100~140mの泥底部に生息する大型ナマズで、全長は少なくとも120cm・25kgに成長するようです。食性は魚食性で、お店でストックしている個体も小赤を食べています。
今回は幸運にも他のタンガニイカ湖産ナマズに混じって1匹のみ日本にやって来ました!いわゆる“混じり”なので今後の入荷もあるかどうかはわかりません。かなり深い場所に生息している(幼魚だけは浅瀬に上がってくるのかも…)ので採集する事が難しいと考えられます。幸運にも飼育する事になる方は大切に末長く飼育して欲しいと思います!万が一の事があると日本中のナマズマニアから非難を浴びかねません…(笑)
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by universalaquarium
| 2013-02-17 00:44
| 熱帯魚入荷情報