「水草展・2013」に行ってきました! |
このイベント、開催されている場所が(当店がある浜松からは)遠いためあまり馴染みがないものでしたが、「日本を代表するプロのレイアウターが、多数の水草水槽を展示します。」っとの事だったので、複数の専門家が作成した水草レイアウトが1か所で見られるという絶好の機会と思い足を運びました。やはり一応同じプロとして、どのようなレイアウトをどのような草と機材を使って作成しているのかというのは気になるところです。
会場には予想より多くの水草レイアウト作品(20本くらいあったと思います)が展示されていましたが、中でも気になった作品を紹介したいと思います。

東京コミュニケーションアート専門学校の生徒さんが作ったレイアウト。学生さんと言えどもレイアウトはプロ並です。

ADA販売特約店でもあるAn aquariumさんの作品。一言、凄いです!!構図とかマジ半端ないです。

東京コミュニケーションアート専門学校の生徒さんが作ったレイアウト。ロベリア・カージナリス(手前)を使うなんて、良い意味でマニアック!ロベリア・カージナリスは個人的に好きな水草ベスト5に入ります。

ADA販売特約店アクアフォレストさんの作品。真正面からの写真では良さが十分伝わらないレイアウトだからこそ、直接足を運んだ甲斐があるというものです。こう、斜め45度から見たくなるような構図の作品が個人的には好きです。そういった構図ではADAのレイアウトコンテストでは上位に入れないでしょうが、実際手元に置いて見て楽しむには最高のレイアウトだと思います!

作者失念・・・。小型キューブ水槽でも奥行き感が上手く表現されています。こういった水中ポンプ式の小型外部を利用する場合、どうしてもポンプを水槽の奥の方に隠そうと意識してしまうものですが、あくまでレイアウトに拘ってポンプを一番前に持ってくるのも全然アリじゃんとこのレイアウト水槽を見て感じました。

ADA販売特約店アクアフォレストさんの作品。何を取っても素晴らしい作品!水草レイアウトをやってみたいと思わせる華やかな雰囲気がイイ!照明にはGEX製のLEDライトが使ってありましたが、十分光合成をして酸素を吐いていました。LEDでも照度を上げれば水草も十分成長するんですね。

東京コミュニケーションアート専門学校の生徒さんの作品群。将来のプロ予備軍の方々でしょうか?水草育成レベルはかなり高いです。


会場を入って正面に飾ってあるADA販売特約店H2さんの作品。何と言っても流木に絡みついた葉の直径2cmほどのアヌビアスが圧巻です!確認していませんが、たぶんコレ小型化したアヌビアス・ナナだと思うんですが、このような形体にナナを育てる技術は並大抵のものではないと思います!
以上紹介したレイアウトはどれも制作に最低2~3ヶ月は要していると思われますが、数ヶ月かけて作成したレイアウトを会場で再構築し、さらにそれを最高の状態までモッテいく作業もまたかなりの労力・技術力と考えられます。一応同じプロとして会場に並んだ作品の見た目の美しさだけではなく、裏方の大変さを思いを馳せると、本当に見に行って良かった~!っと思いました。
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