先日の最新入荷でご紹介した「
バガリウス・スクス?」です。インボイスは「
バガリウス・バガリウス」だったため「
?」を付けておきましたが、この個体を見た瞬間「スクス、キターーーーーー!」っと叫びました。全長で5cmほどとかなり小さいので種の判別は難しい大きさですが、メラニンパターン(
バガ・バガやヤレリィの場合はメラニンパターンがバンド模様を成している)や腹ビレの形状(
バガバガやヤレリィの場合、上から見た時腹ビレの付き方はハの字型なのに対し、スクスは尻ビレが丸みを帯び左右に大きく張り出てる)を見る限りスクスと断言しても間違いないでしょう。
ちなみにバガリウス・スクスとは、4種知られるバガリウス属の一種で、非常に細長く扁平な体型をした輸入量の少ない珍しいナマズです。最大全長は60cmほどで、食性は主に魚食性。ただ、飼育下では比較的人工飼料などにも餌付きやすく、一見神経質そうな印象を受けるものの、酸欠と極端な高水温にさえ注意すれば飼育は極めて容易な魚です。
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