新築住宅に大型アクリル水槽設置! ~ 中編 ~ |

水槽を設置した場所は、住宅向かって左手側にあるサイクルガレージ(自転車用ガレージ)。このスペースはもともと自転車のために作ったのか、はたまた水槽のために作ったのか・・・家を建てる際に「水槽を置くスペース」っと言うと家族から猛反対を受ける可能性があるので、「自転車やバイクを置くスペース」っとしたのかな・・・(笑)。水槽に全く関係ないですが、車3台分が収まるカーポートが物凄く立派でした。

中はこのような感じになっています。ガレージということなので床は土間です。土間は利点欠点それぞれありますが、何と言っても多少水をこぼしてもなんの苦にもならないところがGOODです。設置する側としも凄くありがたいんです。欠点としては、床からの冷気で結露しやすくカビが発生しやすいところ。カビ対策として換気扇を付けておくことをオススメします(もちろんA様からは住宅設計の段階から水槽設置のご相談を受けていたため、換気扇はしっかりと付けてあります)。

濾過方式はオーバーフロー式。水槽の横に排水設備が予め設置してあるので、それを利用して親水垂れ流し式への流用も可能になっています。親水垂れ流しのシステムは、イコール、水の入れ過ぎにより水槽や濾過槽から水が溢れる事故がなくなるという利点があるため、新居に水槽を設置する場合には絶対に付けておきたいシステムと言えます。濾過槽はA様がもともと魚の飼育に利用していた120cmアクリル水槽を濾過槽に改造したもの。些細な事ながら大きな拘りとして、各所に使用するボールバルブは耐久性に優れた「ASAHI AV コンパクトボールバルブ」を使用。安物のボールバルブを使用すると水漏れの危険性が増えるうえ、一度配管されたボールバルブを交換するのは非常に大変な作業になるため、少々高価なものですが最も信頼の置ける製品を利用しています。
いろいろ書いていたら長くなってしまったので・・・
後編に続きます。
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