巻き貝に産卵するシクリッド

先週金曜日に入荷したネオランプロログス・オケラータス・ブルー・ドイツブリード（１匹￥３９８０ / ３匹￥１０８００）が、


いきなり産卵しました！！


貝の中にぽつんとひとつ見えるのが卵です。その奥にも卵が幾つか確認できますが、総数どれくらいあるかは現状では目視できません。


ネオランプロログス・オケラータス（今回繁殖したのはドイツブリードのブルータイプ）は巻き貝の中に産卵するシェルブリーダー。今回産卵した水槽はW600*D450*H450のタンガニイカシクリッドの混泳水槽で、水槽の中に泳いでいる魚の内訳はフロントーサ・モバ・５ｃｍ×１匹、Ｅ・メラノゲニス・５ｃｍ×１匹、Ｘ・オクロゲニス・７ｃｍ×５匹、そして繁殖したオケラータス・ブルーが５匹でした。

水槽にはもともと巻き貝の貝殻を１０個ほど沈めてあったのですが、少し大きめの貝殻ばかりなことに気付き、小さめの貝殻を新たに２個投入した翌日、その小さめの貝殻の中に産卵しているのを発見しました。もともと繁殖が容易なシクリッドではありますが、まさかこんな早く産卵するとは・・・しかも他のシクリッドがいろいろと泳ぐ混泳水槽・・・。やはり子育てをする魚の代名詞であるシクリッドの親魚の卵を守ろうとする能力は半端ではありません。


↑産卵した貝殻の前で微動だにしないメス。巣作りや子育てはメスの仕事です。

↑別のオケラータスが近づいて来ました。近づいて来たのはオスかな？オスメスの判別が非常に難しいです。


↑ヒレを広げて威嚇しています。メスは必死です。


↑威嚇しても相手が逃げない場合は、貝の中に入り込み自分の体を使って貝に蓋をして卵を守ります。

↑卵を守りやすいよう、小さめの貝を好む傾向があります。っが、その反面、貝が小さいと産卵数が少なくなるというジレンマがあるようです。











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