ユニアク ロリカリアコレクション Vol.2 |
こうやって列挙すると、意外に沢山の種類をストックしています。
⑥コロンビア産ストリソマsp. Sturisoma sp. 10cm± ¥4980
先週コロンビア産のロイヤルファロウェラとして入荷したストリソマ属のロリカリアの一種。一見ロイファロですが、メラニンパターンに違いが見られます。このようにロイヤルファロウェラのインボイスではいろいろな種類が流通しています。
⑦ブラックコメットロリカリア Pterosturisoma microps 18cm± ¥7500
ペルー便で比較的頻繁に輸入が見られるロリカリアではありますが、(個人的見解として)この仲間の中では最も長期飼育が難しい種類です(むしろこの種のみが断トツで飼育難易度が高く、この種以外は混泳相手さえ注意すれば飼育はさほど難しくはありません)。ちなみに現在在庫している個体は2014年7月に入荷した個体なので、この魚にしては長くストックできています(ストックするより売れる方が嬉しいのですが・・・)。
⑧スーパーコメットロリカリア Lamontichthys llanero 10cm± ¥6800
コロンビア便で入荷するラモンティクティス属の一種。スーパーロイヤルファロウェラの通称で知られるフィラメントーサ種と同属でよく似ていますが、本種は尾ビレのみにフィラメントが形成されるところで区別できます。外見はプテロストリソマ属に似ていますが、こちらは比較的飼育は容易です。
⑨ペルー産レオパードツチノコロリカリア Pseudohemiodon sp. Peru 13cm± ¥6980
前回のTOKYO遠征時にゲットしてきたツチノコロリカリア。模様のバリエーションが豊富で、海外ではPseudohemiodon sp.PeruⅠやPseudohemiodon sp.PeruⅡなどと呼ばれています。混泳相手さえ気をつければ飼育は極めて容易な魚です。
⑩ペルー産レオパードツチノコロリカリア Pseudohemiodon sp. Peru 13cm± ¥6980
こちらも前回のTOKYO遠征でゲットしてきた個体。上記の個体とは模様のパターンが異なります。これらは古くから混じって輸入されており、模様の違いがただの個体差なのかはたまた別種なのか謎な部分が多いです。
⑪サンダーロリカリア Planiloricaria cryptodon 13cm± ¥5500
一見ツチノコロリカリアに似ていますが、こちらのほうが頭部が丸みを帯びおり、そのためラウンドヘッドツチノコロリカリアなどとも呼ばれます。模様のバリエーションは豊富で、全身にスポット模様が入る個体から無地のものまでいます。比較的飼育は容易で、エサを与えると活発に泳ぎ始め、そのユーモラスな動きから当店ではルンバ(ロボット掃除機)の愛称でしたしまれています。プセウドへミオドン(シュードヘミオドン)属に比べると、砂に潜る傾向はあまり強くありません。
⑫アシペンサーロリカリア Hemiodontichthys acipenserinus 11cm± ¥5500
頭部の形がチョウザメを連想させるロリカリア。非常に不活発でデリケートな面があります。口の形状が独特で、この手のロリカリアの仲間にしてはヒゲがほとんど発達していません。一属一種のロリカリアとして知られますが、採集地域によって体型に違いが見られるようです。
以上です。
ロリカリアの仲間は同じロリカリア科のプレコなどに比べるとデリケートではありますが、飼育環境や混泳相手(底付近で暴れまわる魚との混泳は絶対ダメです。また同種も争う傾向が強いので、同種同士の混泳の場合は水槽内に強めの水流を付け、できるだけ匹数を多く飼うのがポイントです。)さえ気を付ければ(プテロストリソマ属とヘミオドンティクティス属を除けば)飼育難易度はさほど高くはありません。また繁殖形体が面白い種類が多いので、飼育に際して最終的に繁殖を目指すようなスタイルがお薦めです!
・