お気に入りの1匹 |
そんなこんなで・・・
前回TOKYO遠征でゲットしてきたスチュワートスネークヘッド(Channa stewartii )をご紹介します。スチュワートスネークヘッドは模様のバリエーションが大変豊富なスネークヘッドのため、sp.ガロやリアルバルカなどの様々な名称で流通しています。模様の違いは生息環境からくるもので、低地の沼などの濁った止水域に棲息するものは全体的に淡い体色で体側のスポット模様が疎らに入るのに対し、山岳部などの渓流域の澄んだ水に生息するものは背中のバンド模様がやや太く濃く入り、体側のスポット模様は密に入る傾向にあります(←インド・ガロ丘陵(Garo Hills)に生息するsp.ガロがまさにこのタイプです)。ただこういった模様や体色の違いは飼育環境によって大きく変化するものですので、一個体ずつの特徴をよく観察して好みの1匹をゲットすると良いでしょう!



先日のTOKYO遠征で私がゲットしてきた1匹は、スポット模様が少ない“沼タイプ”です。個人的には全身に淡いパウダーグリーンがのってスポット模様があまり多くはいらないタイプが好みなので、この1匹をゲットしてきました。しかもヒレのエッジに入るオレンジ色が非常に鮮やか!個体の素質は十分なので、あとは人慣れしてくれるように育てるのがポイントですね!いくら素材が良くての、飼育の仕方が悪いと綺麗に発色してくれませんから・・・。 13cm±・¥2980
ちなみに・・・
スチュワートスネークヘッドが含まれるブラマプトラ水系に生息するスネークヘッド、例えば、バイオレットスネーク・レインボースネークなどに言えることですが、長期飼育にちょっとしたコツが必要です。そのポイントは2つ。ひとつは、一定の水温(特に高水温)での飼育を避けること(具体的に言うと、夏は28度前後でも良いですが、冬は15度前後に水温を下げて飼育する)。もうひとつは、あまりエサを与え過ぎない事です。特に絶えずカロリーの高いエサを豊富に与え続けると短命になってしまいます。
・