前回のTOKYO遠征ではインド便の定番とも言える各種スネークヘッドを厳選してきました!
◆ブルーレインボースネークヘッド 9~10cm± ¥1800同じくインド産の小型スネークであるレインボースネークヘッドと人気を二分するスネークヘッドです。今回も青みの強い極美個体を厳選してきました!外見はレインボースネークヘッドによく似ていますが、背ビレと尾ビレの模様の入り方で判別できます。また穏和なレインボースネークとは異なり、同種で争う傾向がかなり強い種類なので混泳には注意が必要です。
◆ブルームーンギャラクシースネークヘッド 13cm± ¥12000初輸入当初はセンセーショナルな話題を呼んだスネークヘッドですが、現在主に輸入されているブルームーンギャラクシーはその頃輸入されていたタイプとはちょっと違ったタイプで、身体に入るスポット模様が細かく各ヒレの内側が赤味を帯びています。他のインド産のスネークヘッドに比べて水質に敏感で、より低水温(15度前後)を好む傾向があります
◆スチュワートスネークヘッド “ガロ” 16cm± ¥9800スチュワートスネークヘッドのバリエーションのひとつである“ガロ”。今回インド便ではより“ガロ”の特徴がハッキリ出た個体がいたのでゲットしてきました!背中にはっきりと入るバンド模様と体側に密に入るスポット模様がガロの特徴と言えます。生息地から推測すると本種もかなりの低温を好むのではないかと思います。
上に挙げた3種をはじめとするインド・ブラマプトラ水系に生息するスネークヘッドは15~20度ほどの低水温を好む傾向があり、高水温で長期飼育していたり、この時にあまりカロリーの高い餌を与え続けていると細菌性感染症にかかりやすくなります。そのため代謝が落ちる夏の間は冬眠ならぬ夏眠(極力エサを少なくして暑さを凌ぐ)をとらせるのがベストだと考えます。
ちなみに、夏の間もクーラーなどを使いずっと15~20度で飼育するのはどうなのかというと、実はコレもベストとは言えません。なぜなら、生息地によっては夏場には水温が30度まで上昇する地域もあるからです。
インド・ブラマプトラ水系産スネークの飼育方法、特に水温に関するこれらの情報は私自身の過去の経験とネット上で見られる海外のスネークヘッド愛好家の飼育方法に関するやりとり、そして最も有益な情報として月刊アクアライフ2015年9月号に掲載されたバイオレットスネークヘッドの繁殖に関する記事によるところが大きいです。
ここにご紹介したのはあくまで現在の私がベストと考える飼育方法です。今後も新しい情報を得られ次第ブログでご紹介していきたいと思います!
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