2016年 01月 17日
「46億年前の地球水槽」の歴史 Part.1 |
2015年12月25日のユニアクブログで「46億年前の地球」と表現した30cmキューブ水草水槽の、設置から約2週間後までの推移をご紹介したいと思います。
◆12月17日 ショートヘアーグラスの植栽を終え、フィルター始動。セット初期のこの傾斜がどれだけ維持できるかがこの水槽のコンセプトです。傾斜を維持させるためにふんだんにヘアーグラスを植えました。特に石と石の境目の地崩れを起こしやす場所に重点的に植え込みました。この時点では生体はなにも入れていません。
◆12月23日 設置後1週間ほどでこのコケです。コケの発生が早いと感じましたが、それはろ過の立ち上がりが早いからと判断しました(実際水質を測ったところ、アンモニア・亜硝酸・硝酸がそれぞれ少量測定され、基準値よりも最も測定量が多かったのが亜硝酸でした。アンモニアより亜硝酸が多く、硝酸も少量測定されるということは、ろ過がスムーズに行われている証拠と言えます)。現時点で水換えは一度もしていません。
◆12月25日 この時点で「46億年前の地球」状態になりました。もともとこの水槽はアクアスカイを載せていたのですが、この日からアクアスカイ・ムーン・301に変更しました。ムーンに変えたことで光量は約1.5倍になりましたが、特に照明時間(1日10時間)の変更していません。ちなみにこれがユニアク初のアクアスカイ・ムーンです。この時点でもまだ設置後に一度も水換えはしていません。
◆12月27日 試しにヤマトヌマエビを投入してみました。ある程度は予想できたことですが、やっぱり隅のほうでじっとして動きません。
◆12月30日 この時点で水質を検査したところ、アンモニア・亜硝酸は一切測定されなくなり、硝酸だけが基準値よりやや高めに測定されました。まだこの時点でも水換えは一度も行っていませんから、単純にろ過の力だけでアンモニア・亜硝酸が分解されたということです。個人的にはこれこそが「水作り」であり、水換えに頼る「水作り」は本来の「水作り」とはちょっと違うのでは?っと考えています。
◆12月31日 この日、設置後初めての換水を行いました。換水量は半分ほど。当たり前ですが、換水を行うことにより硝酸の値が低下し、それによってヤマトヌマエビが動き始めました。しかし、もともとヤマトヌマエビは2匹しか入れていないためそれほど目立った働きはせず、コケの量も目に見えて減ったわけではありません。
◆1月1日 2日続けての半分換水。手で取れるコケはできる限り取り出したため見た目は多少良くなりました。しかし、この時点でラン藻(濃い緑色のドロッとしたコケ。正確にはシアノバクテリアという細菌の一種。取っても取っても直ぐに同じ場所に発生します。独特なニオイがあるのが特徴。)が発生しているのを発見。まぁラン藻は比較的対処の楽なコケなので無視します。ちなみにこの時点で水草の成長が止まってしまったため、液体肥料の添加を中止しました。コケが水草の成長を阻害していたのだと思います。
◆1月4日 1月1日の時点ではあまり目立たなかったラン藻が、すごい勢いで勢力を伸ばし始めました。新年早々あまりにも酷い有様なので、水換えと同時にヘアーグラスをトリミングして大まかなコケを除去しました。一連の処理後にヤマトヌマエビを5匹投入しました。
↑上の状態からトリミングで↓下の状態にしました。とても同じ場所を写したとは思えないですよね?
↑側面から見た状態も↓下のように見た目だけは綺麗になりました。この一連の行動(トリミングでコケを一気に取り出す)は本当に見た目だけを意識したもので、水草水槽の立ち上げという面から見るとほとんど意味のない行動だと思います。
トリミング&換水後の水槽。見た目は非常にすっきりしました。まだまだ本番はこれからです!
「46億年前の地球水槽」の歴史 Part.2」につづく・・・
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◆12月17日 ショートヘアーグラスの植栽を終え、フィルター始動。セット初期のこの傾斜がどれだけ維持できるかがこの水槽のコンセプトです。傾斜を維持させるためにふんだんにヘアーグラスを植えました。特に石と石の境目の地崩れを起こしやす場所に重点的に植え込みました。この時点では生体はなにも入れていません。
◆12月23日 設置後1週間ほどでこのコケです。コケの発生が早いと感じましたが、それはろ過の立ち上がりが早いからと判断しました(実際水質を測ったところ、アンモニア・亜硝酸・硝酸がそれぞれ少量測定され、基準値よりも最も測定量が多かったのが亜硝酸でした。アンモニアより亜硝酸が多く、硝酸も少量測定されるということは、ろ過がスムーズに行われている証拠と言えます)。現時点で水換えは一度もしていません。
◆12月25日 この時点で「46億年前の地球」状態になりました。もともとこの水槽はアクアスカイを載せていたのですが、この日からアクアスカイ・ムーン・301に変更しました。ムーンに変えたことで光量は約1.5倍になりましたが、特に照明時間(1日10時間)の変更していません。ちなみにこれがユニアク初のアクアスカイ・ムーンです。この時点でもまだ設置後に一度も水換えはしていません。
◆12月27日 試しにヤマトヌマエビを投入してみました。ある程度は予想できたことですが、やっぱり隅のほうでじっとして動きません。
◆12月30日 この時点で水質を検査したところ、アンモニア・亜硝酸は一切測定されなくなり、硝酸だけが基準値よりやや高めに測定されました。まだこの時点でも水換えは一度も行っていませんから、単純にろ過の力だけでアンモニア・亜硝酸が分解されたということです。個人的にはこれこそが「水作り」であり、水換えに頼る「水作り」は本来の「水作り」とはちょっと違うのでは?っと考えています。
◆12月31日 この日、設置後初めての換水を行いました。換水量は半分ほど。当たり前ですが、換水を行うことにより硝酸の値が低下し、それによってヤマトヌマエビが動き始めました。しかし、もともとヤマトヌマエビは2匹しか入れていないためそれほど目立った働きはせず、コケの量も目に見えて減ったわけではありません。
◆1月1日 2日続けての半分換水。手で取れるコケはできる限り取り出したため見た目は多少良くなりました。しかし、この時点でラン藻(濃い緑色のドロッとしたコケ。正確にはシアノバクテリアという細菌の一種。取っても取っても直ぐに同じ場所に発生します。独特なニオイがあるのが特徴。)が発生しているのを発見。まぁラン藻は比較的対処の楽なコケなので無視します。ちなみにこの時点で水草の成長が止まってしまったため、液体肥料の添加を中止しました。コケが水草の成長を阻害していたのだと思います。
◆1月4日 1月1日の時点ではあまり目立たなかったラン藻が、すごい勢いで勢力を伸ばし始めました。新年早々あまりにも酷い有様なので、水換えと同時にヘアーグラスをトリミングして大まかなコケを除去しました。一連の処理後にヤマトヌマエビを5匹投入しました。
トリミング&換水後の水槽。見た目は非常にすっきりしました。まだまだ本番はこれからです!
「46億年前の地球水槽」の歴史 Part.2」につづく・・・
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by universalaquarium
| 2016-01-17 22:47
| ADA&水草